いまは「マチュピチュのチケット」を1枚買うわけではありません。ひとつのサーキットのひとつのルート、ひとつの入場時刻のチケットを、ご自身の名義で購入します。ルートは一方通行で、ルート間を行き来することはできず、再入場もできません。
3つのサーキットの概要
| サーキット | 見られる範囲 | ルート | こんな方に |
|---|---|---|---|
| サーキット1 — パノラマ | 上部テラスと、絵はがきでおなじみの定番の眺め。建物群の中には下りません。 | マチュピチュ山 · 上部テラス · 太陽の門* · インカの橋* | 写真を撮りたい、山に登りたい、または2回目の訪問 |
| サーキット2 — クラシック | 都市を見渡す展望地点と、主要な市街地区(神殿、広場、聖なる岩)。 | クラシックルート · 下部テラスルート | 初めてで、訪問は1回きり |
| サーキット3 — 王族 | 下部地区:太陽の神殿、王の住居、水路、コンドルの神殿。 | ワイナピチュ · 整備ルート · 大洞窟* · ワチュイピチュ* | ワイナピチュに登る、または楽に歩きたい |
マチュピチュ歴史保護区
マチュピチュ歴史保護区
マチュピチュ歴史保護区
マチュピチュ歴史保護区 太陽の門とインカの橋
インカの道をたどる2つの散策
インティプンク(太陽の門)は、インカ道から初めてマチュピチュを見下ろす場所。インカの橋は、崖沿いの道にある切れ目で、かつては取り外しのできる丸太で閉じられていました。どちらもサーキット1の追加ルートで、通常はハイシーズンに開きます。
* 通常、ハイシーズンのみ提供されるルート。
サーキット1:展望テラス
サーキット1は、入口から見張り小屋周辺のテラスへ登ります。ワイナピチュを背にした都市の有名な眺めが広がる場所です。その後は市街地区に入らずに退出します。ルートは次のとおりです。
- 上部テラスルート — 展望地点が中心です。短時間で、最も入手しやすいチケットです。
- マチュピチュ山 — 展望地点に加え、遺跡を見下ろす標高3,082 mの山頂まで長い石段を登ります。マチュピチュ山をご覧ください。
- 太陽の門(インティプンク) — 展望地点に加え、インカ道の最後の区間を門まで歩きます。ハイシーズンのみ。太陽の門とインカの橋をご覧ください。
- インカの橋 — 展望地点に加え、短い崖沿いの道を歩いて、跳ね橋のように道が途切れた地点まで行きます。ハイシーズンのみ。
サーキット2:クラシックルート
初めて訪れる人の多くが希望し、最初に売り切れるのがこのサーキットです。都市を見渡したあと、正門を抜けて下り、石切り場、3つの窓の神殿、中央広場を通って聖なる岩まで回り、東側の建物群を抜けて退出します。
- クラシックルート — 定番の上部の展望台から撮影し、その後、市街地区へ。
- 下部テラスルート — 市街地区は同じですが、撮影地点がやや低いテラスになります。写真の印象はよく似ているので、もう一方が売り切れならこちらを選びましょう。
サーキット3:下部の市街とワイナピチュ
サーキット3は遺跡の下部にとどまり、登りが最も少ないルートです。太陽の神殿を間近に見られ、王の住居、水汲み場、コンドルの神殿も見学できますが、高い位置からの絵はがきのような眺めはありません。ルートは次のとおりです。
- 整備ルート(王族ルート) — 下部地区のみ。
- ワイナピチュ — 下部地区に加え、都市の背後の峰への急な登り。1日数百人の枠で、早く売り切れます。ワイナピチュをご覧ください。
- ワチュイピチュ — ワイナピチュの隣にある小さな丘への、短くて楽な登り。ハイシーズンのみ。
- 大洞窟(月の神殿) — ワイナピチュの裏側を回り込む長い道のり。ハイシーズンのみ。
時間指定入場、1日の上限、シーズン
チケットには入場時刻が記載され、時間帯は午前6時から午後半ばまで設定されています。遺跡は午後5時30分ごろに閉まります。指定の1時間以内に入場することが求められ、遅れると入場を断られることがあります。滞在は無制限ではありません。サーキットひとつで2〜3時間ほど、山を含む場合はそれ以上を見込んでください。
1日の総入場者数には上限があり、ハイシーズン(近年はおおむね6月から10月半ば、および一部の祝祭日で、1日約5,600人)は、それ以外の時期(約4,500人)より多く設定されています。上で印を付けたハイシーズン限定ルートは、この期間のみ開きます。これらの数字は何度か変更されているため、目安としてお考えください。
購入場所
- 公式サイト — 文化省が運営するtuboleto.cultura.pe。料金は最も安く、入場者全員のパスポート情報が必要です。近年の外国人大人料金は、サーキットのみで約S/152、山を含むルートで約S/200で、学生と子どもには割引があります。最新の料金表を確認してください。海外発行のカードでは、決済が一度で通らないこともあります。
- 公認代理店・再販業者 — GetYourGuideで販売されているチケットもこれにあたります。代わりに購入してもらう公式チケットで、手数料が加わります。公式サイトで希望のルートが売り切れているとき、決済がうまくいかないとき、ガイドやバスもまとめて手配したいときに便利です。
- アグアスカリエンテスの窓口 — 通常、町の文化省事務所で翌日分のチケットが数量限定(千枚前後)で販売されます。ハイシーズンは早朝から列ができ、枠が取れるまで1日以上待つこともあるため、最後の手段と考えてください。
パスポートとガイドのルール
- パスポート。チケットの氏名と番号は、入口で提示するパスポート原本と一致している必要があります。コピーでは確実ではありません。学生割引には、有効な学生証の現物が必要です。
- ガイド。遺跡の規則では、入場者は人数を制限したグループで公認ガイドに同行してもらうことになっています。運用には一貫性がなく、個人でも入場できることが多いのですが、あてにはしないでください。ガイドは入口やアグアスカリエンテスで待機しており、相乗りのガイドなら手ごろです。
- 再入場不可。一度退出するとチケットは使用済みになります。トイレとカフェは入口の外にしかないので、入場前に済ませておきましょう。
持ち込めないもの
- ドローン、三脚、自撮り棒、その他のカメラ用支持具。
- 大きな荷物 — 持ち込めるのは小さなデイパック(約40 × 35 × 20 cm)のみ。入口に有料の荷物預かりがあります。
- 使い捨てボトルなどの使い捨てプラスチック。詰め替え可能なボトルを持参してください。
- 杖やトレッキングポール。高齢の方や歩行に支障のある方は例外ですが、その場合もゴムキャップ付きに限ります。
- 食べ物、アルコール、傘(レインジャケットかポンチョを用意)、ベビーカー、楽器。
このほか、石壁に登ること、喫煙や電子たばこ、写真撮影のための騒がしい行為や礼を欠いた行為も禁止されています。係員が実際に退場させることがあります。
シンプルな選び方
- 訪問は1回、全部見たい:サーキット2のクラシックルートを、できるだけ早い時間で。
- サーキット2が売り切れ:サーキット2の下部テラスルート。それも無理なら、サーキット1の上部テラスとサーキット3の整備ルートを、同じ日か翌日に。
- 体力があり高所が平気:ワイナピチュ付きのサーキット3に、サーキット2を追加。
- 長めで、切り立った箇所の少ないハイキングがしたい:マチュピチュ山付きのサーキット1。
- 歩行に不安がある:サーキット3の整備ルートが、登りが最も少ないルートです。
