歩いてたどり着くと、マチュピチュは「見物する場所」から「目指す場所」に変わります。選ぶ基準はひとつです。本来のインカの道を歩いて太陽の門から入りたいか(これには許可証が必要です)、それともアグアスカリエンテスで終わる壮大な山岳ルートで満足できるか。
トレッキングの比較
| トレッキング | 日数・距離 | 最高地点 | 許可証 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| 定番インカ道 | 4日間 · 約42 km | 約4,215 m | 必要 — 数量限定、数か月前に予約 | 道中ずっとインカ遺跡。太陽の門に到着 |
| ショートインカ道 | 2日間 · 歩行約12 km | 約2,700 m | 必要 — 数量限定 | ウィニャイワイナと太陽の門、ホテル泊 |
| サルカンタイ | 4〜5日間 · 約60〜75 km | 約4,630 m | 不要 | 氷河の高山風景から雲霧林へ |
| ラレス | 3〜4日間 | 約4,400〜4,700 m | 不要 | アンデスの村、織物、温泉 |
| インカジャングル | 3〜4日間 | 約4,300 m(自転車) | 不要 | 自転車、オプションのラフティング、谷歩き |
定番インカ道(4日間)
トレイルはオリャンタイタンボの先、鉄道のKm 82地点(ピスカクチョ)から始まり、約42 kmを4日間・キャンプ3泊で歩きます。徒歩でしか行けないインカ遺跡、リャクタパタ、ルンクラカイ、サヤクマルカ、プユパタマルカ、ウィニャイワイナを次々と通り、2日目には標高約4,215 mの「死んだ女の峠」(ワルミワニュスカ)を越えます。行程中で最もきつい日です。最終日の朝は太陽の門まで歩き、マチュピチュを初めて目にします。
- 許可証。入山は、ガイド、料理人、ポーターを含めて1日約500人に制限されており、トレッカーの枠はおよそ200人です。公認の催行会社を通じてしか歩けず、会社があなたのパスポート情報で許可証を購入します。譲渡も変更もできません。
- 予約時期。5月から9月の許可証は、数か月前に売り切れることがよくあります。その前後の時期は比較的取りやすくなります。
- 2月は閉鎖。トレイルは整備と雨のため、毎年2月に閉鎖されます。マチュピチュ自体は開いています。
- 難易度。中級からやや上級。技術的な難所というより、長い石段と標高が課題です。事前に高地で2日過ごしてください。
ショートインカ道(2日間)
列車でKm 104地点まで行き、そこから3〜4時間登ると、トレイル全体でも屈指の美しさを誇る遺跡ウィニャイワイナに着きます。午後はそのまま太陽の門へ。アグアスカリエンテスのホテルに泊まり、翌朝あらためて遺跡をじっくり見学します。こちらも許可証が必要ですが、体力的な負担は軽く、時間がない方やキャンプを避けたい方にちょうどよい選択肢です。
サルカンタイ(4〜5日間)
最もよく知られた代替ルートで、許可証の制度はありません。ソライパンパから(通常はターコイズ色のウマンタイ湖に立ち寄り)、標高6,271 mの峰の下にある約4,630 mのサルカンタイ峠を越え、雲霧林とコーヒー農園を抜けてサンタテレサの谷へ下ります。ほとんどの行程は、イドロエレクトリカからアグアスカリエンテスまで線路沿いを歩いて終わり、最終日にマチュピチュを訪れます。インカ道より標高が高く距離も長く、山の景色はより雄大ですが、道中にインカ遺跡はほとんどありません。現在は、テントの代わりにドームや簡素なロッジを使う催行会社も増えています。
ラレス(3〜4日間)
ラレス・トレッキングは、聖なる谷の北に広がる高地の谷を歩きます。ケチュア語を話す人々が、いまもリャマやアルパカを放牧し、手織りを続けている地域です。ルートはさまざまで、約4,400〜4,700 mの峠を1つか2つ越え、通常はラレス温泉が含まれます。歩き終えるのはオリャンタイタンボ付近で、そこから列車でアグアスカリエンテスへ向かいます。主要なトレッキングの中で最も静かで、地元の人々との出会いという点では一番です。
インカジャングル(3〜4日間)
トレッキングというより、複数のアクティビティを組み合わせた旅です。アブラ・マラガ峠(約4,300 m)から暖かい谷へマウンテンバイクで長い下りを走り、サンタマリアやサンタテレサ周辺ではオプションで急流ラフティングやジップライン、コカルマヨ温泉での入浴を楽しみ、最後にイドロエレクトリカからアグアスカリエンテスまで歩きます。若い旅行者に人気で、複数日かけて入るルートとしては通常最も安上がりです。
あなたに合うトレッキングは?
- インカの道を歩き、太陽の門から到着したい:定番インカ道。早めに予約を。
- 時間がない、またはキャンプが苦手:ショートインカ道。
- 許可証が売り切れ、または大きな山を見たい:サルカンタイ。
- 遺跡より人との出会いを重視:ラレス。
- 変化に富んだ内容と手ごろな料金がいい:インカジャングル。
トレッキングに通常含まれるもの
一般的なパッケージには、クスコからの送迎、ガイド、道中の食事、キャンプ用具またはロッジ、マチュピチュの入場チケット、オリャンタイタンボまでの帰りの列車が含まれます。インカ道ではポーターがグループの装備を運びます。個人の荷物を運ぶ専属ポーター、寝袋、トレッキングポールは別料金のことが多いです。「含まれるもの」の一覧を読み、マチュピチュのどのサーキットが含まれているかも確認しましょう。

